生活の中にあるジェンベ。 ジェンベの魅力に取り付かれた人や、そうでもない人達に
『あなたとジェンベの関係性』
を根掘り葉掘り聞いてまわろう とスタートしたインタビュー企画。
第3回は、都内や千葉のグループで「引っ張りだこ」のドラマーで、
イラストレーター・Matsunbo Craft デザイナーである、おまつこと、
松永美佳さんにインタビューしてみました。
vol.3 松永美佳
Q : 太鼓歴、太鼓をやり始めたきっかけなどを教えて下さい。
・ 太鼓歴は13年くらいかな。ちょっと少なめに言いたいな 笑
大学卒業後に桑沢デザイン専門学校の夜間でビジュアルデザインを勉強しながら、昼間は出版社で働いてて、当時からブルーノートのレコードのジャケットの絵や、とにかくブラックカルチャーが好きで、バーの内装や、イベントのフライヤーなんかを描いてて。
アフリカの絵も気になってて、「そうだ、アフリカに行こう」って思って東アフリカに行こうとしたんだけど、当時行こうとしてたところでクーデターがあって断念。
なんかアフリカに関わりたいなあ、って思ってたらジェンベの教室を見つけて、その教室が4回完結のレッスンで、「まあ、やだったら辞めればいいか」的な感覚で始めたの 笑
− そしたらずっぽり?
そう! 笑
Q : どのくらいのペースで太鼓を叩きますか?また、あなたの生活の中で太鼓はどんな存在ですか?
・週に3、4回。主にダンスワークショップでの演奏で。
生活の大半を占めてるよね。費やしてる時間、考えてる時間も含め。リズムのことだけじゃなくて、もっとおっきな、なんか、こう色々と。
しかももっとその割合を増やしたいと思ってる。
− 何故?
・たぶん人生が変わったから?変えてくれたから。
変わりたいと思っている部分がもっとかわるんじゃないかって。
元々自分を開くのが苦手で。。音楽を一緒にやってても、開いてる人の演奏って違うんだよね。
自分も元々持っているものを出したいと思ってる。
イラストの時のアウトプットとはまた違うんだよね。
だから面白い。
Q : どんな太鼓が好きですか?又は拘りなどあったら教えて下さい。
・見た目はシンプルでマットな感じが好き。土臭いの。
できるだけキラキラしてない方がいい。
でも、基本的にはどんな太鼓を叩いてもその人の音がでる、それを沢山見聞きしてきて、太鼓そのものに対するこだわりはあまり持たなくなってきたかも。
Q : 太鼓以外の趣味などあったら教えて下さい。
・ ない! 笑
−好きな音楽のジャンルは?また今までよく聴いたアルバムtop3は?
・なんでも好きな方だと思うけど、
ファンクとロックは特に好き。
よく聴いたアルバムは、
最近聞くのはSayon Camaraの黒いアルバム。
最初から最後まで全部聴いちゃう。
サイオンの溢れ出るハッピーオーラが堪らないの 笑。
Q : 今後の活動について
・太鼓はずっと続けられる仲間と、深くこう、、、
やっていけるのが理想かなあ。且つ、新しいものも刺激として取り入れたい。
「継続」が難しいんだよね。信頼できる仲間と、バンドで。
やりたいなあ。
– マツンボクラフト的には?
・もっと売れたいよねー 笑
いっぱい作りたい。イラストと音楽で共通して思っているのは、
人に喜んでもらいたい
ってこと。感動とかじゃなくて、なんか楽しい感じ。
見てもらった人にそう思ってもらいたい。
予定ね。。。
募集中!(爆笑)
アフリカに関する事で仕事をもっとしていきたい。
皆様どうぞよろしくお願いいたします 笑
PROFILE
松永美佳(マツナガ ミカ)
生年月日(ヒミツ)東京都世田谷区出身。
恵泉女学院高等部 軽音楽部でベースかドラムかでジャンケンをし、見事勝ってドラムを始める。
当時の夢は「音楽で世界に行きたい」
ハードロックバンド、コミックバンド「グッドウェザー&ザ牧場」で活動。
恵泉大学卒業後、桑沢デザイン専門学校に通いながら出版社に入社し、会社で「7つの間違い」などを作って配ったりしてると、イラストで高い評価を受け、調子に乗って2000年よりフリーで活動を始める。
出版社マガジンハウス の仕事や、雑誌「ソトコト」などでイラストを掲載。
2012年、個展でグッズ販売したのをきっかけに『マツンボ・クラフト』を始動させる。
現在ではジェンベ愛好家から絶大な支持を受け、海外の需要も多い。
過去の記事はこちら
太鼓と生活の相関図 vol 1 田平誉詞
太鼓と生活の相関図 vol 2 Jesse Javier Servin