最近はジェンベを選ぶ際のプライオリティとして「音がしっかりしてる」を最初に上げる方が多く、少し前のように「軽い」が一番に来ることは無くなっては来きてる気がしますが、まだまだ、特に東京で地下鉄乗り継ぎながらジェンベを持ち歩く女性などは重いジェンベだと移動だけで疲れてしまい、いざ叩く際には・・ということもあるようで「軽い・でもしっかりした音がするジェンベ」の需要は多いと思われます。
しかしながら軽くする=小さく・木を薄く彫る=音が軽くなる・低音が出なくなる、、、という図式があり、なかなか理想と現実の乖離は否めません。
が、しかしコンパクトで持ち運びが楽ちん・それなのにしっかりした低音が出るという電車移動しながらバリバリにワークショップ行くわよ的OLさん達のご要望にお応えすべく2011年にマリで工房長のコーディネートのもと試作の写真が送られてきました。その形を見て最初に連想したのは
おたまじゃくしでした。其の可愛らしさ、しかしながら工房長が持って行ったミッション「手軽、でも重低音」がしっかり担保されてる旨を聞き、即座にGOしました。
はい、前置き長くなりましたがおたまじゃくしの英文「タッドポール」ジェンべをご紹介いたします。
まずは同サイズのジェンベのフォルムと比較してみてください。
脚が綺麗・・いや細くて外人体型ですね。ここがポイントです。まずは音も比較してみてください。最初に鳴るのが左手タッドポール・後で鳴るのは右手の普通のジェンベです。
ね、タッドポールをC(ド)として普通のはE(ミ)とピッチで2度は違います。音階としては35cm以上の大口径ジェンベに遜色ない低さです。
その秘密を一挙公開!!!
ジャン!左のタッドポールが断然ホールが絞り込まれてますね。佐々木の華奢なこぶしも入りません。
完成品の底面からみると
これをマリの工房で独自に作ってきました。名前と佇まいは可愛らしいですが音はしっかりしてます。
完成品2本あるのでぜひお試しください。
Tadpole Djembe30.5cm(DJ0376)/¥52,900 SOLD
Tadpole Djembe30cm(DJ0355)/¥49,500 SOLD
ひょいっと大きめのボストンバッグに入れて、さあジェンベ持って街へ繰り出しましょう。呑み行った帰りも苦になりませんよ!