あたらしいこと

4月、といえば
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新学期
クラス変え(懐かしいっすね!)
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新生活

「新」っていい言葉ですね。
木を刃物で切った部分の鮮やかさ・初々しさを表してるらしい

僕も久しぶりに新しいこと始めてみました。

先日町屋へ行く途中の練馬のライブハウスBe-Bornがやってる「セッションナイト」に飛び込みで行ってみましたところ、それはそれは驚く程楽しかった。
常連さんのいる中へ「ジェンベで参加していいっすか?」ってポンって行った僕にみなさんとても優しく向かい入れて下さって。
嬉しかった。
それはゴリゴリの「うりゃ!セッションや!」ってノリじゃなく、70年代~80年代のポップスを歌いたい人が選曲して、その歌詞とコードが表記されてるサイトをマスターがプロジェクターに映し出して、それをドラム・ギター・ベース・キーボード・ボーカルがそれぞれ確認しながら「みんなで紡ぎだしていく」セッションでした。

ちょっと前の僕だったら・・・・
中島みゆきの「時代」でジェンベを叩くことはしなかった、いや来なかったと思います。西アフリカのトラディショナルもろくに叩けない癖に「歌謡曲なんて叩けるか!」とは何と傲慢な阿呆だったことでしょう。
プリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」って軽快なAメロ(冷たいなんとかに素足を浸して・・)の部分から少しメロウなBメロ(針が下りる瞬間の・・)の部分へ「ビート」が変わり、サビ前のブレイク(飛び上がるぞぉー!1.2.3.4.ジャーン)からサビのビートへまたクイックアップしていくんですね。
こんなのはパーカッションでスタジオミュージシャンされてる方やドラマーさんならば「当たり前だのクラッカー」って言われるかもしれませんが、ドラムやパーカッションをバンドで経験してこなかった自分にとっては53年の人生で初の「新しいこと」だったわけです。

それをジェンベで表現する。教わってきたアコンパニュマだけでは表現できないし、音量の強弱・アクセント・音色等の出し入れを全体を感じながら叩きだす、、、、

いい機会を頂きました。

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その日はTDFのフライヤーを持っていろいろ飛び込みしてみました。飛び込みってサラリーマン時代にさんざっぱらやってきましたが、今と昔では全く違う。今は自分の作る製品を手にしてもらいたい方を想起してその方が立ち寄りそうな所に1000%の自信を持って訪問していくんです。そこには一点の曇りもない。

TIRASHI2018

思えばTDFへひょっこりやってきて「ジェンベ叩いてみたくて来ました」って方は、どこかで「ジェンベやってみたい」って思いついて、ネットで調べたり知り合いに聞いたりして「よっしゃ!」って勇気を振り絞ってこのドアを開けてきて下さるんですよね。

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「あたらしいこと」のはじまりです。それも。

それは待っていてもやってきません。
ネットを見てるだけでも訪れません。

人生、まだまだ知らないことばかりです。

楽しくて仕方がありません。