みしま・リスペクト②

実は帰ってから5日経ったというのにほとんど片付けが出来ていない。
もしかしたら心の何処かで片付けることで忘れることを拒んでいるのかも。(いい訳臭い?)

mietekita往路のフェリーでは終始上のデッキで各人と親交を深め合い。心なしか不安だった船酔いも海が安定していたせいかまったく揺れずにせずにすみました。北海道・東北・関東・中部・東海・関西・九州・奄美・そして韓国・中国・シンガポール・フランス、そしてベルギー・ギニア、、、フェリー渡航は3時間半だったはずなのに様々な地域から集まったジェンベフリークと立ち話してたら本当にあっという間に硫黄島が見えてきました。どんだけ聴きたいこと・話したいことがあったのかを心底実感。

omukae港が近づくにつれ聴こえてきましたよぉ、ジェンベの音が。姿は見えずとも「あ、このドゥンドゥンはバラクランジャンだな!あ、ジョレに変わった!」とわかります。ジェンベもそうですがドゥンドゥンの音は本当に遠くまで届くんですね。この「お迎え」僕は体感2回目だし予備知識としてお迎えがあることを知ってるからアレだけど初めての方はきっとビックリすると思う。まずは島にこれだけの手慣れが居ること、そして来島者を本当に歓迎してくれてるんだってこと。この伝統を創りあげた島の皆さんとジェンベ留学生達に改めて最大限の敬意を表すと共に自分もそんな「風習を新たに創り上げれる人」になれたらなぁと思いました。

suke1週間のスケジュールが配られます。何とファマドゥクラス3時間・ババラクラス3時間の合計6時間の贅沢さ!まだ勝手は掴めてませんが僕もまこっちゃんもクラス中はどうせみんなカブリツキなんだからブース閉めてワーク受けようよ、ってことに。しかしながら初日最初はブースの場所が決めきれず候補場所を探りながらテント設営のみで夜になってしまったので、翌日午前のファマドゥワーク受けたあとで商品搬入しようってことになりました。ファマドゥのクラスについては後述しますね。

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設営準備!

テントはひとつ硫黄島のをお借りして、そこは溜まり場として使用。実際のブースはまこっちゃんのを2つ繋げて建てて、チアフル&TDF一緒くたで「ジェンベ基地感」を出しました。まこっちゃんはイベント出店ガンガンの日々を過ごしてきたようで出店慣れしてて、最強スタッフの大悟くんと共に骨組み~タープ掛けなどテキパキと進めていきます。その間、体育館ではババラが一回目のクラスを始めていて、konoの唄が聴こえてきました。「いきなり唄か!」と思ってたら程なくしてトンカン&ショフの爆音が延々と続きだしました。時間にして1時間ほど。何とkonoのドゥンに合わせて体育会系ウォームアップだったのです。その後ゾクゾクするフレーズ満載のキメが聞こえてきて、まこっちゃんと「おい!結構長いぞ、このキメ。ヤバイか?」って笑いあってました。setuei3ババラクラスについても後述しますね。そしてあっという間に「ジェンベ基地」が完成しました。ここで一週間このイベントを盛り上げるサブ舞台を展開していきます。この時間はクラス中なので地元のジェンベチーム「あぼーら」の皆さんなどが早速買い物にお越しくださって、ここでもまこと節が炸裂、こやつ何年ここに通ってるんだ?ってくらいに溶け込んでましたが、聞けばまっこっちゃん自身は鎌倉から鹿児島に移住してからまだ4年足らずだそう。この男のぶっとい感じはまだまだ底が知れません。

sokujihanクラス後は豪華な夕食。100名からが一斉に食べ始める今回の食事班は本当に大変そうでした。それでも毎回最高の食事をご提供くださりました。ここでスタッフとしてしっかり働いていたのが数年前町屋に修行に来てた渓之進。彼はここ硫黄島のしおかぜ留学生で、彼の今のジェンベ人生のスタート地点がここなんです。この素晴らしい留学制度についてはもっと勉強してみたい。東京で過ごす我らも流用できれば、、とは思うのです。

さてワーク初日の夜がやってきました。

つづく