最近のジェンベ世界市場でよく目にする超綺麗で豪華絢爛に彫られたカービングやド派手な化粧ロープで飾られたハイパージェンベ。
すげーなーと思う反面、ぜんぜんワクワクしないし、自分がそれを叩いているイメージが出来ません。まあそういう派手なのが苦手なだけですけど。
右は鉄筋剥き出しシングルクレイドルのドゥグラ、左はダブルクレイドルで緻密に組んだレンケ、、、、まるでこの人たちのようです。
「黒毬兄弟」
宇宙のほうの兄弟は超優秀で出来がいいのに性格も良い弟と、子供の時分は弟と同じ夢を見つつも紆余曲折無骨に生きる兄が、ともに宇宙へ・・という物語だが、黒毬のほうは素材の違いこそあれ同じカーバーに無骨に彫られた兄弟が、弟は緻密に・兄は無骨にそれぞれ組まれ、町屋でこれから鳴らしてくれるのを静かに待っている・・・。
兄のドゥグラ
弟のレンケ
この90年代マリジェンベ復刻シリーズの特徴はレグカービングだ。最近の流行とはまったく異なる「村くささ」は一見地味ではあるが、それ自体が個性を主張している。
口径は31cmとやや小ぶりながらもどちらも7kg台で手返しよく持ち運び・立奏も楽チン。
特に中音がしっかりでる兄
とにかく伸びやかな高音が出しやすい弟
ふたりの旅立ちをサポートしていただけたら幸いです(すなわち買って叩いてくださいってことです!)