個人的にお気に入りのコートジジェンベはTDFの主流ではないものの、ずっと取り扱いのあるラインです。
ギニアやマリ、ブルキナのトップアーティストにも愛されるコートジジェンベ、最近の物はとくにカップの部分が縦に長くて足が短め、少し柔らかい「イロコ」という木材を厚めにとって作られたボディが特徴。
本家本元のジェンベの音色とはまた違った、ライトでメロディアスな音質に魅力があります。今回組んだのは2016年にマリ工房を経由して買い付けたコートジボディの中では珍しいレンケ材。
皮を張った完品の状態で何本か入荷しましたが、面白いボディなのでいくつかはTDFで一度バラして違う仕様にアレンジして紹介してます。もちろんマテリアルは国内生産のスチールリング&ロープのいつものTDFスタイルで、1月に入荷したパキスタンの牛皮を合わせました。牛皮ですがハードすぎず、叩きやすくて音が出しやすく仕上がってます。
これ系は苦手って方にも意外とはまるんじゃないかなと思います。叩きが変わりますよ。
Cote d’voire Lenke 32cm(DJ0507)/¥69800