ここまでオイル塗ったり皮削ったりと、部屋でやるにはパートナーさんからクレームも受けそうなイジルシリーズでしたが、三回目の今回はご安心ください。
皆さん、興味津々の「チューニング」をいっちょ自分でやってみましょう!
今までジェンベのロープを締め上げるって、ちょっとチカラが必要そうだなぁ、、、とか、手が痛そうだなぁ、、とか、特に若くて綺麗な女性は敬遠しがちだったと思います。
そこで今回はTDFが考えるジェンベのチューニングを楽器としての観点と、新たにエクササイズとしての観点をミックスして
ジェンベチューネクササイズ
として全世界同時にリリースしてみます。
特に今回のコロナ騒動で注目を集めてる免疫力。免疫力ってカラダを守る・病気やけがをしても早く回復する力のことで、こいつが低下するとウイルスや細菌が無防備になった体に入り込みやすくなってしまいます。
ジェンベをチューニングしたことある方ならお気づきだと思いますが、ロープを編むという作業をすると大量の汗をかきます。
あれってロープを編む動作によって血流や筋肉が刺激されて体温が上がり起こる現象。
さあ!やってみましょう!
ジェンベチューネク①
★リングの高さ見ちゃおスクワット!
ジェンベを寝かせて、目線が真上からリングの高さに来るようにお尻を付けない程度に屈んで、両手でジェンベをぐるぐる回しながらリングの傾きを確認していきます。できればチョークなどでリングが下がってるトコロ・逆に上がってるトコロをチェックしてみましょう。
ぐるぐると左に10回・右に10回回して終了です。
ジェンベチューネク②
★ロープ引いて肩コリ解消しちゃお!
後で解説しますがロープを横編みする際に、余ったロープをただ手繰り寄せるだけではなく、上体を固定して肩甲骨の開きを意識しながらやや後ろ方向に引っ張ります。
左右繰り返し数回引くことで、肩こりの解消にも繋がります。
ジェンベチューネク③
★実際に横編みしてみよう!
まず最初に「どこを編んでいけばいいのか?」がとても重要です。余ったロープの位置から闇雲に編んでいって皮を破った話をよく聞きますが、破れるには破れる法則があります。
前述した「リングの高さ見ちゃおスクワット」で印をした「リングが上がっているところ」を確認して、その部分のリングをハンマーなどで叩きます。物理的に言うと叩いた部分のロープが緩みますね。
その部分を横編みして「たわみを取る」のです。
作業にはマイナスドライバーがあるとしやすくなります。たわんだ部分のロープの谷の部分(V字になっているところ)の2本の下にマイナスドライバーを潜らせます。
今度は逆方向(写真で言えば右方向)へロープを戻して一本分の下を潜らせます。
そして、、、
腹筋に意識を集中させてじんわりと下方向へロープを引っ張ります。
また進行方向(写真で言えば左方向)のV字ロープの下をマイナスドライバーを潜らせて、その部分にロープを潜らせます。
この作業を繰り返すのですが、あくまでもリングが平行になることを常に意識して編んでいってください。決してリングが下がっている部分を「トレーニングしたいから」ってガシガシ編んでいくと全体のテンションバランスが崩れて良質なサウンドにならなくなります。
家でジェンベをいじるシリーズ第三弾、チューニングは結構はまると楽しくなっちゃいますが、しょっちゅう上げたり緩めたりすると皮とリングの関係性が都度都度崩れてしまうので、注意が必要です。
さあ!次回は「塗っちゃおう!」です。
乞うご期待!!