最近はプレーンなボディのジェンベがお気に入りです。
ジェンベを探してる方で、音質と重さ大きさを重視してる方はもちろん多いんですが、もし迷ったら是非とも「とりあえず見た目」でいってもらいたいなと思います。
いつもそばに置いておきたいような一本を見つけられたら、多少難しくても使いたくなるはず。
音のつくりとか使い方は後から考えましょう。TDFの商品のラインナップは今は大胆な彫りが施されたタイプがほとんどですが、たまに現れるシンプルなマリジェンベは何年か前のモデルです。
数は残っていませんし正直目新しくもないですが、今見たらやっぱカッコイイなと思います。
こちらは足を少し切ってカップの下部にリングの溝を掘って仕上げたもの。
ロープの色使いでかなりフレッシュな印象になりますね。
カスタマイズがしやすいのもプレーンボディならではの楽しみです。
USED Mali Dougoura 34cm(DJ0475)
荒く仕上げられた表面もそそります。この潔さ。カッコイイです。
口径がそこそこ大きくて厚みのあるボディはわりと叩きごたえあります。
ちゃらいやつはいません。 Mali Djarra 35.5cm
こちらは更にヘビーなお宝ボディ。
ジャラの木目が際立つよう、目の細かいサンドペーパーでオイルを染み込ませながら油研ぎで仕上げました。
ピカピカではなくて鈍く輝く木材の表面が魅力。
メタリックなむき出しのステンレスリングと足にはラバーパットを接着することでサイレントに長く美しく使えるように仕上げました。こちらは工房長の私物。工房の二階の隅に転がっているかなり古いセネガルジェンベです。。
文句なしのカッコよさ。
大きくて重いです。
見ての通り実戦投入はされてないようです。工房の二階にまだ残っていたゲニのプレーンボディ。
どんなふうに仕上げるか、考えるのが楽しみです・・・
シンプルなボディにロープ選びで軽く味付けするぐらいがしっくりきます。