いいいよ梅雨入りにはいるらしいですね。
今日は東京きもちよく晴れてます。貴重な晴れ。
最高の天気に、ひとり店番の工房長です。
きょうはマリに行ってた時の写真を見返してたらこんなん出てきたので少しご紹介したいと思います。
2年前の2月に新たなサイズ、シェイプ、カービングの注文をしにマリツアー前にバマコに入りました。
村から運ばれてきた材木を近郊の村まで運び、まず選定。
ここではまずサンプル作成のため、注文した新しいシェイプに形成してもらいます。
高さ、口径、厚み、内側のサウンドホールの大きさ。作業を進めるうちに節や虫食いの箇所が出てきたり何度も何度もやり直しながら作ります。
だいたいのシェイプが完成したらバマコの工房へ運び、ヤスリ掛け、デザインのカービングに入ってもらいます。
細かい微調整もここで行ないます。
httpss://www.youtube.com/watch?v=oLuxO3jkXIM
1日中「コン コン」と木を蚤で彫る音。笑い話やちょっとした口論、歌を歌ってみたり、お茶を飲んだりしながらゆっくり丁寧に仕事をしていきます。
出来上がったジェンベを1年乾燥させ水を抜き、
乾燥中にできたゆがみやひび割れなどを補修。
厚みは乾燥前に大きく取っておいてここで初めて最終的な厚みに仕上げます。
オーダーした分が完成していざ町屋に。
大事な大事な一本。丁寧に皮張りします。
ここまですべて手作業。
よく「やっぱり職人さんは凄い手してるね」なんて言われますが、彼らの手には遠く及びません。
自信を持って満足してもらえるような太鼓作りをこれからもしていきたいと思います。