前回のDJ0507に引き続きコートジレンケ×牛皮スペシャルをもう一本組みました。
コートジボワール製レンケボディ
ヘッドはパキスタン製牛皮
リングは日本製6.5mmスチールリング
ロープは日本製4.5mmブラック
クレードルにマリの極太平紐(芯なし)ブラック
スチールむき出し×オールブラックで下地はシンプルに仕上げ、4mmロープでラスタカラーにラッピング。
発色いいです。
使用した桶はバマコのユスフ工房経由でアビジャンから仕入れたコートジボワール製のレンケボディ。
完品(ボディに皮を張った状態)で10本ほど入荷しました。
そのままの状態でもいいですが、カスタムしてみたい欲をそそってくるいいボディです。
特に品質(厚み)の安定したパキスタン牛との組み合わせはバツグン。
大きさ重さも丁度いいし、コートジボディーというキャラクターはいい意味で強すぎない。
カラッとメロディアスな音色はマリやギニアスタイルのドゥンドゥンアンサンブルにもフィットしてくれる柔軟性があるし、他のメロディー楽器と合わせてパーカッション的な使い方をするにも相性がいいです。
マンデ音楽にコートジボワールの楽器を使うというのは、もともとはなかったはず。
その土地の音楽はその土地で作れる楽器で奏でられるはずです。
にもかかわらずコートジボワールのジェンベが国境を越えて若い世代のトッププレーヤー達に愛されるのには何か理由があるんじゃないかと想像すると楽しいですよね。
ジェンベに牛皮を使うっていうのも同じ。
亜流×亜流ともいえますが、今は新しいスタンダードになってきたともいえる。
その時代とともに音楽も変わっていって求められる音も変わってくるのかなと思います。
楽器が変わったから音楽も変わるっていう話もありますね。
まさにその通り、一回使ってみてほしいです。
いつもの自分のプレーが変わります。
Cote d’voire Lenke 33cm(DJ0511) ¥69800