楽しいジェンベ

2011年夏に三島で会った韓国のジェンベ好きの皆さんの中で一際若いヘドンくんが昨日町屋に遊びに来てくれました。三島で私が叩いてたTDFの「ボール君」を覚えていてくれて、先日メールで「欲しい!!」と言ってくれてたのでヨッシャ!いっちょヘドン用に組むか!っていうことで桶をセレクト。bowl1
一際カップの丸いレンケの桶、どこまでも深みのある、それでもキラッキラした中高音は彼の明るい性格にピッタリだと思って選びました。

そもそもこの世にも奇妙な形のジェンベ、起源は私とタクミで何度か修理で扱ったことがある古いジェンベの形をモチーフに「きっとこんなのが大活躍していたんじゃないか?」という想像と、カップで泣かせたいという創造をミックスさせて作った試作品がコレ。bowlshisakuこれを更にマリの工房のカーバーさんが進化させて出来たものです。
今もその傾向はありますが2009年当時はそれこそパキパキ全盛期。それとは全く相反するジェンベを作ったわけです。
コンテナでやってきた通称「ボール君」は組み上げてみたら狙い通りカタチ通り色っぽいサウンドになりました。

bowl2今回ロープカラーのセレクトはヘドンの大好きな黄色を軸に元気なヘドンをイメージしてビタミンカラーにしてみました。
これって普通はなかなか敬遠されがちな配色です。ジェンベはアースカラーチックなものって過度に思ってラッシャる方が多いのも事実。それでも最近は「普通と違うのがいい!」っていう希望の流れがあります。今度はコチラ側の「お客さんをイメージしていく」というイマジネーション能力が試されるので少し緊張します。

bowl3ヘドン、ありがとう!また日本に来たら遊ぼう&韓国に行ったら遊んでね。

本人もとても喜んでくれました。こっちがもっと嬉しいよ!