物になる前

一番興奮する時間
朝起きた瞬間からああしてみようとか、こうしてみようかと考える。

勿論綺麗に研磨することだけが良い太鼓つくりとは言えないが、細部の再設計、長さや厚み、重さ、デザイン、重要なエッジ(歌い口)の加工

楽器になってしまったら、というとちょったあれだけど、あとは鳴らしてくれる人を待つだけ。

「いつ叩いてもいい音がする」と思ってくれる人に出会って欲しいと思う。
演奏してくれる人がいない楽器は「物」
演奏してくれる人に出会うと「物以上」の関係が生まれる。と思う。

物になる前の仕事が大好きな自分
物以上にしてくれる皆様

親にも反対された生業としての太鼓屋

アフリカの先生からもよく聞くエピソード
多分みんな大なり小なりそうなのかも。
だったら同じ境遇のみんなのこともっと応援したくなり、
しかし自分はあまりうまく立ち回れないが。

いいと思う楽器作って応援したい

佐々木さんは自分なんかよりもっと応援してます。みんなのこと。
そういう男(ひと)です

ちょっとおセンチなブログになってしまいましたが、
梅雨がそうさせてるのかもしれません。