沿うこと

こんにちは工房長です。 先日ふと立ち寄った書店でふと手にとった本を読んでたら、 『介護しない介護』の話が出てきて、「注文を間違える料理店」や愛知県岡崎市にある「ちばる食堂」のことが書かれてました。 (以下引用) 認知症と診断されると、周りの人や介護従事者は認知症の人たちに「何もしないこと」強要してしまいがちです。仕事をすることから遠ざけ、掃除や洗濯、食事など日常生活に関わることも、なんでもやってあげる。それが「ケア」だと思われてきた側面があります。これに対して「ちばる食堂」では、間違いに寛容な社会を形成することで、認知症の人たちも尊厳を持って働くことができる環境を整えようとしています。そのことで、当事者が持っているポテンシャル(潜在能力)を引き出す。その人の特質やあり方に「沿う」ことで、「介護しない介護」が成立する場所を作ろうとしています。 続けてNHKのど自慢のバックバンドのことや料理家の土井善晴さんのことにも触れ、「沿うこと」と利他の話が進められていきます。 太鼓を叩く時に大事にしていることととてもよく似ているなと。 ワークショップ中によく似た話をしてしまいがちだけど、この環境を作り出すことが自分のモチベーションになっていることは間違いない。 太鼓を作っていることについても。 「これはいい太鼓ですよ」と機能やハード面を強要したりするのではなく、 いつかどっかでこの太鼓のおかげで幸せな気持ちになってもらいたいと思って作って、出会いを待ち、作り続けている。 日本から離れたどこか遠いアフリカの、 日常に必要ないもの、娯楽、 自己満足、「好きなことやってるだけ」 と自己批判を繰り返しがちな自分ですが、 思いやりや人情が回っていく、そんなサイクルにちゃんと身をおいていけるぞと腑に落ちたそんな本でした。 思いがけず利他 ミシマ社 中島岳志 https://mishimasha.com

修理に関する料金改定のお知らせ

2022年1月13日よりジェンベ等の修理に関する料金を 一部改定させていただきます。 修理料金についてはこちら 修理に関わる材料、主にロープや輸入しているもの(皮や鉄筋等)の近年の値上げに伴い、修理業務を継続していくことが困難と判断し、一部料金を値上げすることを断腸の思いで決断いたしました。 長年修理依頼してくださる方々には大変ご迷惑おかけいたしますが、事業継続のため何卒ご理解、ご了承いただけますよう何卒お願い申し上げます。 TDF 佐々木 加藤

本年もありがとうございました!

今日は工房営業最終日。 恒例の大掃除。けんちゃんがいなくて全くはかどりませんが笑 今年もTDF無事皆元気に年を越せそうです。 お世話になった皆様、TDFに関わってくださった皆様。 本年も誠にありがとうございました。 2022年の営業は 1月5日(水) からとなります。 来年も何卒宜しくお願いいたします。 みなさま良いお年を! TDF

ドンシャリのニクイやつ(Ghana 32cm)

ジェンベの魅力はいくつかありますが そのうちで大きいのが 音 です。 特に低音や高音は似たような音が出る楽器ってないって思うくらい。 今回ご紹介するジェンベ、その2つの要素「低音」「高音」が素晴らしいです。 ガーナで作られているジェンベは全てトゥエネボアという木です。 新色の縦ロープ、赤&オレンジ&ホワイト、隠し味のオレンジがクレイドルのオレンジと、そして赤がリングの赤と、それぞれ調和して綺麗ですね。 彫りは派手すぎず地味すぎずのこちらもいい塩梅。 足ゴムは横釘を使わないクラックを予防する装着法です。 軽くて鳴らしやすいジェンベをお探しの初級者の方に特におすすめです。 Ghana 32cm/¥42,800

ぶっとい奥の横道(全大宴サイドストーリー2)

今回は全大宴で感じた「大切なこと」を 自戒の念をこめて書きます。 例えば僕の自宅がある西東京市から、代々木のオリンピックセンターまでは直線距離で20キロほど、車で1時間ほどで着く。 オリセンではコロナ前はたくさんのジェンベ仲間たちがワークショップや練習会を開催していて、さすがに昨年から今年前半は無かったけど、この秋からあや子ねーさんの練習会も再開してます。 TDFの工房がある町屋でもともくん練習会も復活! でも、なかなか行ってない。 言い訳は色々。 オリセンに行く道すがらの渋滞とか、電車で新宿乗り換える時の人混みが嫌だ、とか 翌朝起床が早いから平日夜はねぇ、とか 全部言い訳です。 福島のあかりちゃんのように 心の底から「叩きたい!」って思ってたら 東京は嫌ってほど叩く機会があるのに。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 全大宴サイドストーリー2 ぶっとい奥の横道 秋田カラバンテの妖精  佐藤あかりさんの実家は福島県白河市。 あかりさん曰く「奥の細道の玄関口」だそうです。 そこから全大宴2で好演してくれた秋田カラバンテの活動拠点である秋田県由利本荘市まで直線距離で200km、車で5時間ほど。 そう、あかりさんはその距離と時間を「楽しみながら」月2から3回カラバンテのメンバーとして叩きに行っているのです。 実はあかりさんのみならず東北のジェンベシーンではそういった「距離感」のジェンベ叩きを今までもたくさん見てきました。 それはきっと 叩く場所が少ないとかいう物質的なことや 距離とか時間とかの概念ではなく 「そこ」へ行くと得られる物凄い満たされた感があるのではないでしょうか。 行く側の心持ちと・迎える側の心持ち その双方を繋ぐ「ぶっとい心の道」が 今回の旅で僕には少しだけ見えました。 僕にはまだまだ「行く側の心持ち」が整っていないんだって そして改めて遠くから工房にいらしてくださるTDFのお客様や田無のプレジェンとか松戸のフィットネスとかに叩きに来てくれる方々に「ぶっとく迎える心持ち」で接していこうと 心からそう思いました。 改めて秋田カラバンテのおかも、テルミー、そしてあかりちゃん 同じくめっちゃ遠方から「奥の横道」を伝って納叩会〜宴会に参加されて、ご一緒した盛岡のアベッシュ、仙台のトヨちゃんご夫妻、さくらちゃん。 ありがとうございました!

GALはじめます。

工房長のタクミです。もう年末ですね。 新年の企みを一つここで募集させてください。 Group African Lesson GrooveとかEnsembleとか迷ったんですが。。 いわゆる「どなたでもいつでもどうぞ」的なレッスンではなく、 集まりやすい友人同士で音楽体験してもらうという形のレッスンをしたくて。しかも少人数で。出張レッスンさせていただきます。 対象は例えば、 *バンドメンバー同士のグルーブ感を増したい!人とか (全員パーカッション初心者でも可) *1人でオープンレッスンに参加するのちょっと気がひける人でできれば友達と挑戦してみたい人とか *特定のリズムに挑戦したいという既存のアフリカングループ などなど 内容:アフリカンリズムの特徴の説明や基礎的アプローチ。 パーカッションアンサンブル練習、もちろん希望があれば伝統リズムのベーシックからソロテクニックまで。グループの目的に沿うよう内容を考えます。 対象人数:3人から5人程度 場所:都内近郊スタジオや公共施設等へ出張します。場所の予約等は基本グループごとにやっていただきます。 料金:基本1グループ10000円 *場所代別。5人以上の場合や3人以下の場合はご相談。 レッスンで使用する楽器は基本レンタルいたします。 しかもレッスン代にレンタル代込み! なので楽器持ってない方も気軽にチャレンジしてもらえます。 できれば最低でも2ヶ月に一回以上と定期的に続けていけるグループだと嬉しいです。 興味がある方は直接お問い合わせください。 info@tokyodjembefactory.com 090-5218-5040 カトウ

3000の息吹(Mali Dougoura 31cm)

2021年ももう12月。 今年はTDF15周年の年でした。 ここ数年こそはコロナやらなんやらで叩く機会がめっきり減っちゃったから新作ジェンベ作りや破れた皮の張り替えとか修理は減ってはいたけど、多い時は年間300本以上張ってた。 多分通算3000本は作ってきたと思う。 それはただ単なる3000ではなく、1✖️3000の3000。 一つ一つにそのジェンベが持っている個性とかヒストリーとか所有者の置かれた環境とか、、、その一つ一つに寄り添って・時には僕らの理想とする音に誘引したり、そこで対立があったりと、、、、佐々木とタクミとケンちゃんの意思と息吹がつぎ込まれた3000でした。 経済サイクルは新しいもの・新しいものへ。 新型にする必要もないのにどんどんモデルチェンジされ、その度に買い替えを勧められたり、その都度愛着を持って使っていたものはまだまだ現役バリバリで使えるにもかかわらず廃棄され、、、、 「皮が破れちゃってズーーーっと押し入れの奥に眠ってたんですよね」 ってカビだらけになったジェンベを修理依頼で持ち込まれることがあります。昔は「嗚呼、なんてことを!」って思ったもんですが、最近では 「ありがとう!」 って思うようになりました。 よくぞこのジェンベくんが生まれ変わる「一歩」を踏み出してくれた!って。 僕らは15年間で培ってきた技術と、楽器としてこのジェンベがどうしたら光り輝けるか?を目一杯熟考して導き出す経験で もちろんジェンベのみならず楽器全般 生まれ変わらせます。     今回のフルレストアジェンベは手頃なサイズ感と重量でもしっかりした音を奏でられ、ルックスもお洒落な「誰かに叩いているところを見せたくなるジェンベ」との目論見で組みました。 マリ製ドゥグラ材ボディは今のようなゴージャスなカービングになる前のWASSOULOUパーカッション製のクラシカルな曲線美あふれるボディ。 国鉄風配色(旧式の東海道線)のダブルクレイドルは国産ロープを使用。 もちろんフルレストアなのでリングも専用に溶接・塗装して作成してます。 皮はマリヤギの中厚、やや厚め。マリのヤギ皮は厚みが均一なのでサウンドの偏りがなく、ヒットポイントも広めなので本当にいい音がします。   6キロ代の重量も女性にも扱いやすくおすすめです。 Mali Dougoura 31cm ¥39,800  

ランボーな年末東京

ランボーバングーラ(名古屋在住ギニア人ジェンベフォラ)が年末東京に。 全大宴2で、まるでライブのような発表演奏をしてくれたランボー東海クラスの講師です。 ランボーのいいところは、もちろんジェンベのプレイが凄いのは凄いんだけど、その人間性が素晴らしい。 控えめなんです。 「ジェンベは私の神様みたい。一人でも二人でも、どんな状況でも来てくれたらクラスやります。」 若くして来日、いろんなことがあったでしょう。そしてコロナ。 そんな中でそういった心持ちになれるって、結構凄いと思う。 2021/12/27(月)湘南ワーク ◼️場所:藤沢市六会公民館 3階ホール ◼️クラスタイムスケジュールと料金: ①Nanaダンスクラス  15:30〜17:00 / 2,500円 (初心者向け シンプルなステップ中心) ②Ramboドラムクラス 18:30〜20:00 / 3,500円 ③Ousmaneダンスクラス 20:15〜21:45 / 3,500円 12月28日(火)西東京ワーク ■コール田無B1音楽練習室 19時〜20時45分/¥3000 12月29日はオリセンでファレボロン練習会 12月30日(木)東村山ワーク&池袋ジャンベ打夜東京 ■東村山市市民ステーションサンパルネ コンベンションホール ◉東村山駅直結 ◉コインパーキング有り ジャンベクラス(Rambo) 13:30〜15:00 アフリカンダンスクラス(MOMO) 15:15〜16:30 〜要予約〜 ジャンベクラス¥3000 ダンスクラス¥2500 レンタルジャンベ¥500 高校生以下各クラス¥1500 ◉ご予約、お問い合わせ◉ FB/Momoco Igarashi 夜は「ジャンベ打夜東京」 ジャンベ叩いてみたいけど、ワークショップとか教室とかはねぇ、、、って 「もっと気軽にジェンベ叩いてみたい!」 とか 一生懸命ジャンベ習ってるけど、習った成果を試したり披露する場がなくて辟易としてる方、、、、 いらっしゃるんじゃないでしょうか。 そんな方に朗報です! ワークショップとフリーセッションのちょうど中間の「叩いて軽く呑んで・話して、、いい感じの叩き場所」を来年より定期的にお届けする「ジャンベ打夜東京」をスタートさせます。 会場はJR池袋駅西口出てすぐのライブハウス。 ジェンベもドゥンドゥンもたくさんあるので手ぶらで行って呑めるから会社帰りに楽しめます。 特徴は毎回必ず「ジャンベ指南役」がいること。 初めての方や初心者も安心して参加できます。 前置きが長くなりましたが、1発目はスペシャル指南役! […]

サイドストーリー(熊本編)

全大宴2では全てのクラスへ5月から7月にかけて「事前訪問」して講師や生徒さん、それからチームにまつわるキーマンなどにインタビューや取材を敢行しました。 その時期はちょうど第4波と第5波のはざまで ラッキーなことに不安ながらも、まあ全く動けないということもなかった時期でした。 思えば全大宴1も収録から配信までの2月3月は第3波と第4波のはざまでしたので 何だか護られていたんだと思います。 ~『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『 今回から数回に分けて事前訪問から本番までのそれぞれのチームにおける人間模様を「サイドストーリー」として動画で直線的にご覧いただけるようにしてみます。   第一回目は熊本編。 事の初めは東京にいて「大発表宴会」にも出演してくれていたラウラウ・バングーラが熊本へ移住した事でした。 ラウラウの来日以来常にサポートしてきた全大宴1に出演したアフリカ新座のユウキンはかつて佐々木と「江戸マンディンカ」というグループで活動してたことがあり、2006年のママディケイタ東京ワークショップの際に江戸マンでサポートしていたんですが、ママディが体調不良で叩けないとういう事態に、熊本から新幹線で東京へすっ飛んできたのがジェンベショップ「WASSAWASSA」の大さんでした。 熊本はかつて1999年熊本国体でのジャンベ演奏や熊本大学・崇城大学・牛津商業高校などの学校のジャンベ部創立・指導などに始まり各県にママディケイタ師を連れて行き各チームに名前をつけてもらったり、、、、 今回出演してくれて1発目にソロを叩いてくれたエミちゃんはママディが名付けた大分の「トロンカン」のメンバーです。2006年の東京ワークにも単身来てくれるなど、半端ない行動力。この事前訪問で15年ぶりの再会でした。 熊大ジャンベカン 全て大さんが関与していました。 そんな熊本もワサワサの閉店、各大学のジャンベ部廃部、そして熊本大地震、、、かつての大学生も県外に就職、、、、 唯一ポーくんが「火の国アフリカ」で頑張っていましたのでアフリカンダンスの声は聞こえてはきていましたが、熊本からのジャンベの情報が途絶えて久しかったところにラウラウの移住。 そんな時に飛び込んできたのが大さんが脳梗塞で倒れたというニュースでした。 前置きが長くなりましたが、熊本にはそんな背景があり、ラウラウの移住と火の国アフリカでダンスをしていたタムちゃんがラウラウのクラスをオーガナイズ始めたと聞き、即「全大宴出演オファー」を出したのです。 東京でラウラウをサポートしていたアフリカ新座のユウキンと一緒に事前訪問。タムちゃんとラウラウとの会談、出演者そうすけくんや大さんへのインタビューなど全てにおいてユウキンに俯瞰で見てもらいました。 予告編 ん?飲み食いしてばっか? いやいや、そんなーー。   ラウラウ編 今回オープニングで「ワサワサ!」って掛け声出してくれたそうすけくん(崇城大学ジェンベ部OB)の「大さん」への想いが溢れ過ぎてる!   大さん編 とても過酷なリハビリ中とは思えない力強さと前向きな発言は、あの頃の大さんと全く変わりがありませんでした。 大さんは全大宴2の4時間を超える映像を全てみてくださっていて 「久々にムラムラした(笑)来年は一曲くらい故Mamady・Keita師匠のソロオリジナル叩きますので、スローでファンキーな演奏目指したいと下戸の分際で思います、はい」と。 涙が出ました。   そして本番の演奏映像。仕掛け人のタムちゃんは右奥でサンバンを叩いてくれてます。 前出のエミちゃんのソロはかつて僕が大さんと一緒に大分のベンカンに大さんのワークで訪問した際に教えられていたママディ直伝のあのソロでした。収録しながら鳥肌が立ったのはいうまでもありません。 今回初めてお会いしたシャキッとしたソロを叩いてくれたマルさんや、ハマくん・ようへいくんの一見ニッカポッカスタイルから繰り出すヤンチャな雰囲気は超斬新で、新しい風を感じたし、スペシャルサンクスとして名を挙げたドゥンドゥンのひろしは時間かっつんだった収録に爆走運転で間に合わせてくれた「功労者」で、車中熊本ジェンベシーンについてのいろんな話をしてくれました。 きっとこの映像を見て、かつて熊本界隈でジェンベを叩いていたOBが俄然やる気を出してくれてラウラウのもとへ足を運んでくれるでしょう。 現にケンケニを叩いてくれてるみきちゃんは崇城大学のジェンベ部へ定期的に足を運んで指導、部の復活へ奔走してくれているそうです。 以上、全大宴サイドストーリー熊本編でした。

全大宴2演奏一覧

おかげさまで昨夜TDF佐々木がkぽの7ヶ月間血肉を注いできた「全国ジェンベ大発表宴会2」の生配信が終了いたしました。 なんと4時間にも及ぶ長尺となってしまったこと、反省してます。また映像の乱れなどでヤキモキさせてしまった宴者さんたちにも深くお詫びいたします。 ここに一気に綺麗な映像が見れるページをご用意しました。 オープニング〜乾杯〜宴会歌〜クラファンのお願い ☆ジャンベ道場(名古屋) ☆三好東曜クラス(香川) ☆カラバンテ(秋田) ☆アフリカヤマガタ(山形) ☆ママディ・コナテクラス(沖縄) ☆ランボー・バングーラ(東海) ☆アフリカフジ ☆ダビット・シラ クラス(広島) ☆ラウラウ・バングーラ クラス(熊本) ☆ユージマンクラス(福岡)   全10チームの熱演でした。