工房長です。
修理の合間を見て少しづつ組んでいた
Vintage Senegal Shells
これらの太鼓は、使わなくなった楽器をTDFを通して新しい人に使って欲しいと前オーナーさまからお引き取りしたボディーです。
ハードオフやヤフオクやメルカリなどのオークションサイトで売ることも考えたが、皮も破けていたり、破損していたりと、なかなか決心できず、永く家に眠らせていた太鼓を、TDFならきっといい出会いで、またいい楽器として長く使ってもらえるだろうとお譲り頂きました。
サステイナブル
という新しい横文字ムーブメントに乗っかるつもりはありませんが笑
そもそも太鼓はサステイナブルなもの
よっぽどの状態にならない限り、楽器として使えて、
『いい楽器』
の定義は使い手や、演奏する目的によって決まるもの。
楽器を見ていい状態に修復し、楽器といい出会いをしてもらう
ことはTDFとして最大の喜びです。
また古いものにもっと価値付けをしていくことで、
永く大事に使って行くきっかけにも繋がる。
太鼓屋としては新しい楽器を販売しないと商いにならないわけですが、
常に新しい楽器をアフリカで製作して、
『末長く使えますよ』
という常套文句で楽器を販売し続けることに
矛盾を感じずにはいられず、葛藤がいつもありました。
アフリカでの楽器製作もしながら、国内外にある使っていない楽器を修復し、
販売していく方に少しづつシフトしていけたらなあと最近思っています。
ご賛同いただける方はぜひ!!
よろしくお願いします!
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